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共振

ABR-1タイプはサドルが外れないように、針金のようなワイヤーで固定されているのですが、手前のABR-1タイプは弦を弾いた時に「ワイヤーとオクターブネジ」と「オクターブネジとサドル」でビリビリと共振してしまいます。

ネジを締める方向に回してオクターブの位置を決めると、オクターブネジとワイヤーが密着して、共振が収まることもあります。
ネジとサドルの共振もネジロックなどで解消は出来るのですが、弦交換をした際やちょっとした振動で新たに共振し始めてしまうので、埒が空きません、、、

今回はブリッジで共振が起こらないように、ワイヤーが使われていないGotohのGE104Bでブリッジの交換で対応いたしました。
オクターブネジとサドルの遊びも少なく、これで安心できそうですね。

山岡


WSR(リペア&カスタム工房)
熟練の職人技と信念を持つチーフリペアマン・額田誠が率いる、渋谷に居を構える楽器のリペア&カスタム工房です。ギター・ベースの調整、パーツ交換、リペア、改造など幅広いオーダーに対応します。
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