ヘッド裏の穴
今回はベースのヘッド裏の内容ですが、まずはこちらの過去のブログを読んでいただければと思います。
65年のFender JazzBassのヘッドの裏にペグの出っ張る金具を入れるように空いていて、金工ドリルで精度良く開けられているという内容でした。
こちらはFender JapanのHybridⅡのヘッド裏です。
似たようにペグの出っ張る金具を入れるための穴が細く横長に開いていますね。
NCルーターなどで開けられたように思います。
付いていたペグ自体は出っ張る金具は無いのですが、同じ位置に金属パーツの取り付けがされていますよね。
やはりペグが滑らかに動くように、パーツと木部の干渉を避けているのでしょうか?
パーツや加工方法などは進化していますが、設計や構造などの考え方が変わっていないのはとても面白いですよね。
山岡
WSR(リペア&カスタム工房)
熟練の職人技と信念を持つチーフリペアマン・額田誠が率いる、渋谷に居を構える楽器のリペア&カスタム工房です。ギター・ベースの調整、パーツ交換、リペア、改造など幅広いオーダーに対応します。
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