CTSポットのいろいろ
写真は左の3つが通常のCTSポットで、右の2つがVintage仕様のCTSポットです。よく見ると、全てシャフト(ロレット)が違うんですよね。左の2つはシャフトの素材違いで、真ん中はロレットの形状が違います。ノブの種類によっては左の2つだと奥まで入らずにボディトップから少し離れた感じに取り付けられます。真ん中のタイプだとスリーブのギリギリまでノブが入ってくれるので、良いのですけどね・・・。右の2つはポットの底面からシャフトの先までの全長は同じなんですけど、シャフトの長さとロレットの長さが違います。一般的にはロレットが長い物はストラトのノブのような比較的柔らかい素材の物に向いていて、ロレットの短いものはスピードノブやベルノブなどの硬い素材の物に向いています。単純にポットと言っても抵抗値やスリーブの長さやロレットの長さによって「使える・使えない」が出てきてしまう事があるので、なかなか悩ましいんですよね・・・。
額田
WSR(リペア&カスタム工房)
熟練の職人技と信念を持つチーフリペアマン・額田誠が率いる、渋谷に居を構える楽器のリペア&カスタム工房です。ギター・ベースの調整、パーツ交換、リペア、改造など幅広いオーダーに対応します。
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