ヤスリブラシ
目の細かいヤスリを使い続けると、削った粉がヤスリの目に詰まってしまい、切削能力が低下していきます。
サンドペーパーなどのヤスリであれば、使い捨てられるので交換すれば良いのですが、ヤスリ棒などはそうはいきませんよね。
ヤスリの目が詰まってしまった場合は、この「かなブラシ」を使っています。
歯ブラシのような形状で持ち手が広く、金属のブラシ部分は小さいです。
このブラシ部分はスチール製なのですが、他のかなブラシなどと比べると毛がかなり細いため、
写真のような目の細かいヤスリの汚れがかなり落としやすいです。
ブラックタスクなどのナット材を削った後に、そのまま色が違う牛骨などを削ってしまうと、
黒い粉が牛骨の細い導管に入ってしまうので、ブラシでの掃除が必須になります。
汚れを除去しやすく、持ちやすいためかなり重宝しています。
山岡
WSR(リペア&カスタム工房)
熟練の職人技と信念を持つチーフリペアマン・額田誠が率いる、渋谷に居を構える楽器のリペア&カスタム工房です。ギター・ベースの調整、パーツ交換、リペア、改造など幅広いオーダーに対応します。
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