60年ジャズベースコントロール
ジャズベースは1960年に発売されましたが現在に至るまで愛され続けている人気なモデルだと思います。
発売当初は現在と仕様が少し違い、60年といえば2ボリューム2トーンのコントロールでしょうか?
4つのコントロールなのですが単にポットが4つではなく、フロントとリアそれぞれに2軸2連のポットが1つづつ付いています。
上段がボリューム下段でトーンが調整できます。
ノブを外してみると、、
ポットのシャフトは2連2軸で普通なのですが、ワッシャーが一回りサイズが大きく中心で曲がってポイントのような突起物が付いていますね。
トーンコントロールを回すとカチカチッという感触があります。
黒いノブの裏には丸い穴が空いておりこれがワッシャーのポイントに当たって段階的に位置が決められるんですね。
ジャズベースといえば2ボリューム1トーンのコントロールが主流で、「60’s」と書かれたモデルでも3コントロール仕様を多く見かけます。
この発売当初のコントロールは60年〜62年までの短い期間の採用なのでコントロールとしては使いづらかったのでしょうか?
山岡
WSR(リペア&カスタム工房)
熟練の職人技と信念を持つチーフリペアマン・額田誠が率いる、渋谷に居を構える楽器のリペア&カスタム工房です。ギター・ベースの調整、パーツ交換、リペア、改造など幅広いオーダーに対応します。
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